このところあんまり暑いので、冷たいお茶を冷蔵庫に常備することにしました。
家に緑茶のティーバッグがあったので、水のボトルに直接入れて、水出しです。
日本では水というと美しい自然を思わせる地名が付いている例が多いですが、こちらでは、水の名前には聖人の名前が付いています。
サンタ・バルバラ、サン・ベルナルド、サンタ・アンナ、最近我が家でお気に入りの3大聖人です。
どれも軟水で、緑茶を入れるときに使うと、ちゃんと緑色のお茶が入ります。
実は、緑茶って、必ずしも緑色になるわけではないと知ってましたか?水の中に入っているミネラル成分によっては、緑茶を使っても茶色くなってしまうことがあるのです。味もなんだか別物になってしまいます。
では、緑茶向きのお水はどうやって探せばよいのでしょう。各ボトルに成分表示があるので、それをみれば良いのですが、もっと簡単な方法があります。
それはボトルのパッケージに「赤ちゃんのマーク」がないか探すのです。新生児にも向いています、という意味のマークですが、これがついていると日本の水に近いものが多く、お茶も緑茶らしい緑色がきれいに出ます。
イタリア旅行中にお茶が恋しくなったら、ぜひさがしてみてください。